従来のPLCシステムには、高速性要求に追従できない、プログラムが属人的で保守しづらい、モーション制御の構築が複雑、フィールドネットワークが複数あり通信速度も遅い、上位PCとの通信確立に工数がかかる、などの課題が散在しています。
オムロンの「Sysmacコンセプト」=“One Machine Control” “One Connection”“One Software”をベースにすることで、今までできなかったことの実現を、より短期間で、誰でも判る世界標準の形で提供します。
画像処理の高速化だけを目指す時代から、「機械タクト」の高速化へ。オムロンがご提案する業界最速の画像処理システム FH シリーズはこのコンセプトのもとに誕生しました。 製造機械は、センサ、PLC、サーボモータなど、複数の機器が連動して動作しています。画像センサはその中で位置の計測や検査を行っており、その結果を元に機械の動きが制御されます。したがって機械全体が高速に動く、高精度に動くためには、画像センサもより高速・高精度に動くことが求められます。 画像処理システムFHシリーズでは、機械タクトの視点で高速・高精度化を捉えなおし、機械に組み込んだときに機械全体を高速に動かせる、高精度に動かせる、そのために必要な性能をコンパクトな画像処理コントローラに盛り込みました。 さらに、カメラ・通信インタフェースや画像処理アルゴリズムなどすべてをビルトインした筐体型の画像処理システムながら、PCベース画像処理相当の柔軟性を兼ね備えており、機械設計で頻繁に行われる流用設計や設計変更時の効率向上に貢献します。
*2013 年 5 月現在、オムロン調べ
省エネ活動の取り組みとして、KMシリーズを活用し、複数個所の「電力量計測」と「見える化」を実現。 さらに、エア流量センサD6FZでコンプレッサーのエア流量などを計測し、センサネットワークサーバEQ100へ集約。 異なる、複数の計測値を集約し、一元管理する事で、見落しがちな無駄の発見を容易にします。
例えば、「おや !? ここは流量が減っているのに、消費電力が変わらない」といったことに気づくことで効果的な省エネ活動を加速させます。